2007/06/04 

毎年、この時期になると木々が一斉に芽吹いて、気がついたら葉が生い茂っている。近くの小学校からは、運動会の練習か喚声が聞こえてくる。オフィスの窓から見える景色が、たくさんの色で賑やかになるこの時期は、何かワクワクさせてくれる。新しいことをしてみよう、という気にさせてくれる。

そういえば、4月の初め頃、いかにも新入社員です、というふうな若者たちが、そこかしこにいたけれども、2ヶ月も経つと彼・彼女らもすっかり社会人として街に馴染んでしまったようで、もう見分けがつかない。彼らは今どんなことを考えているのだろう、学生時代に思い描いていた生活と同じだったろうか、それとも全然違うものだったろうか、と思いつつ、自分が社会にでたときに何を考えていたのか思い馳せてみると、…こっぱずかしくてここには書けない。

我が社にも新しく仲間が増えた。若者である。本人にいわせれば、決して若くはないそうなのだが、僕から見れば十分若い。だから、彼には、若さを分けてもらうことに決めた。ちょっと前に、子供がほとんど生まれてこなくなった近未来を描いた映画を見た。そこで描かれている社会は退廃的で、夢も希望も無い世界だった。そんな中、子供を身篭った黒人女性が登場して話が進んでいくのだけれども、ストーリはさておき、やはり社会が健康であるためには、若者と、そして若い世代への引継ぎ・世代交代が必要なんだなと、当たり前のことをあらためて思ったりもした。映画の中の話ではないが、若い世代はそこにいるだけで、ある役割を果たしているのである(それだけでお金は稼げないけど)。

すっかり年寄りじみた話になってしまったけれども、僕にしても、上の世代から見れば若者なのであって、僕が若者たちに感じることと同様、先輩諸兄が自分に対して感じてくれるかどうかは、まったく自信が無い。だからこそ、ちょっぴり若い世代の力を拝借して、自分自身に活を入れようと思うのである。 (by Y)

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